IPD (Intelligent Power Device): 東芝製 DCブラシレスモーター駆動用IC TPD4164F 構造解析レポート
PKG写真 |
搭載チップ写真 |
レポート概要
2023年3月、東芝からDC ブラシレスモーター駆動用 ICのTPD4164Fが量産開始と発表されました。
本製品は高電圧SOIプロセスで製造されていることが特徴で、レベルシフト型ハイサイドドライバー、ローサイドドライバー、過熱保護回路、減電圧保護回路、出力IGBT、FRD を内蔵しています。
本レポートはこのブラシレスモーター駆動用ICについて、平面、断面構造解析を行い、その詳細を明らかにしています。
製品仕様・特徴
型番:TPD4164F 製品リリース日:2023年8月 |
・高電圧SOIプロセス使用
・Vbus = 600V、Iout = 2A
・3相モーターインバーター駆動用IGBTを6個搭載
レポート内容・結果概要
構造解析レポート 価格:¥700,000(税別) 発注後1weekで納品
・ダイアタッチにはAgペーストが使用されています。
・1チップ(SOI基板)上にIGBT、Diode、制御回路を形成し、 * DTIによって分離されています。
・プレーナ型ゲート構造、上部ソースとコレクタ電極が使用されています。
・出力部にIGBT領域とDiode領域が形成されています。
・TEM分析によるGate絶縁膜の観察
・制御回路部のM1配線PitchとPoly-Siゲート長よりプロセス・ノードの推定を行っております。
* DTI: Deep Trench Isolation
レポートパンフレット
IPD (Intelligent Power Device): 東芝製 DCブラシレスモーター駆動用IC TPD4164F 構造解析レポート
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