SiC SBDs (600-1200V):調査・ベンチマークレポート
レポート概要
約20年前に初めて商業的に導入されたSiC ショットキーバリアダイオード (SBD) は、(Si PN ダイオードと比較して) 非常に低いターンオン電圧、単極キャリア伝導により逆回復電流を無視できるため、パワーエレクトロニクス システムで広く使用されています。
本レポートでは、下記の表に示す 5つの製品に焦点を当てて、SBDの構造の進化、レイアウト、電気的特性を評価し、その技術動向をまとめています。
また、性能指数(FOM:面積あたりの微分ON抵抗 RF・A、VF、耐圧)を評価し、デバイスの構造パラメータとの相関や、さらにSiC MOSFET との比較も行っています。
製品仕様
レポート内容、結果概要
SiC SBDs (600-1200V)調査・ベンチマークレポート : 価格95万円(税別) 発注後1weekで納品
・デバイス構造解析内容(活性領域(SBD、JBS、MPS)、周辺エッジ)
・大手SiCメーカーのBPD(Basal Plane Dislocation:基底面転位)対策N-Buffers構造の抽出と比較
※ 本レポートの目次、一部内容は抜粋して次ページ以降に記載しています。
・各メーカーでのNバッファ層は、0.2μm から最大 3μm までと大きく異なっています。 (P3 表3-1参照)
・測定した1200V定格ダイオードの分析により、順方向抵抗(RF)の成分は以下となっています。
基板 (N+) は RF に大きな影響を与えます。
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1)エピ層抵抗は 50%~ 64%
2)N+ 基板抵抗は全 RF の 26% ~ 33%
上記SBD製品個別の詳細レポートについてご興味の方は、お気軽にお問い合わせください。
レポートパンフレット
SiC SBDs (600-1200V):調査・ベンチマークレポート
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