GaN FET(900V):Power integrations 900V GaN FET(INN3690C)構造解析レポート
パッケージ外観 | GaN FETチップ |
概要
これまで化合物パワーデバイスの適用電圧範囲として、SiCパワーデバイスは650V以上の領域、GaNパワーデバイス(横型)は650V以下という使い分けがされていていましたが、最近、GaNパワーデバイスでも、高電圧(650V以上)、大電力用の製品が見られる様になってきました。
米国Power Integrationsがスイッチング電源用ICとしてリリースしているInoSwitch3ファミリーは、1次、2次、フィードバックの各回路を内蔵したモジュールで、1次側スイッチには、PowiGaNと呼ばれる窒化ガリウム (GaN) 技術が採用、搭載されています。
INN3690Cは、900V耐圧のGaNチップが採用されており、本レポートは、モジュール、GaNチップの平面レイアウト、断面構造解析及び電気特性解析のレポートとなります。
製品特徴
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- ノーマリーオンのGaN FET
- アプリケーション
家電製品、コンピュータ、消費者向け製品用の補助電源、スタンバイ電源、バイアス電源
解析内容・結果概要 (レポートの目次はP.2を参照)
- サファイア基板上にGaN Epi層を形成
- Gate電極とAlGaN層の間に複数層のGate絶縁膜を形成
- 同社製GaN (2016年リリースのSC1993C: Vds= 650V) と比較して、Source-Drain ピッチが約30%縮小
レポート価格
価格: ¥1,200,000 (税別) |
関連レポート(発売中) ・GaN HEMT(650V):Power Integrations製「SC1933C」搭載 |
レポートパンフレット
24G-0314-1 Br-L2 Power integrations 900V GaN FET(INN3690C)構造解析レポート (Release)