SiC MOSFET(1200V):INFINEON製 AIMZH120R060M1T 短絡耐量評価・解析レポート
背景
INFINEONは、2017年にCoolSiC Gen.1テクノロジーを採用したMOSFETを開発。本製品は改良され、2023年製品では、RonA FOMが約40%削減されています。
※Infineon製(AIMBG120R010M1)の解析レポート参考
本レポートでは、2023年に発売のGen.1(改良版:Gen.1+)にて短絡耐時間 (SCWT)の評価を行い、前世代、他社製品との比較を行っています。
製品特徴
型番: AIMZH120R060M1T 1200V 38A 60mΩ 製品リリース日:2023年11月29日(DS) |
レポート内容・結果概要
・試験測定データの結果と、短絡耐量を制限する物理的メカニズムを特定するための評価データ
・破壊までの臨界温度(Tj,crit)および破壊エネルギー(Esc)の抽出。
・ゲート酸化膜が劣化し始める臨界温度。
・ INFINEONと他社の1200Vトランジスタの短絡耐量の比較。
トランジスタ構造とプロセスの変化。電気的特性(オフリーク電流と温度依存性)を比較。
・極低オン抵抗(RonA = 204mΩ×mm2)⇒小型チップの実現が可能
・電流短絡耐量評価結果(Tjcrit、Escf)⇒大手メーカーの現行製品に匹敵する性能。
評価結果の重要性と使用法
・短絡保護回路の最小応答時間を推測することが可能。
・測定された短絡ドレイン電流波形と耐久時間(tsc,f)を、SPICE電気・熱シミュレーションで
使用し、トランジスタの内部温度を推定することが可能。
♦レポート価格(税別) ¥600,000 発注後1weekで納品
レポートパンフレット
SiC MOSFET(1200V):INFINEON製 AIMZH120R060M1T 短絡耐量評価・解析レポート
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