インバータ:現代MOBIS製(Kia EV6 GT搭載 リア側) 基板回路解析レポート
Kia EV6 GT (WEB情報より) 引用: https://www.kia.com/uk/new-cars/ev6-gt/#text_441302445 |
リアインバータ外観 |
リアインバータ基板 |
概要
Kia EV6 GTは、 2021年3月に現代自動車傘下の起亜自動車(Kia Corporation)から発表され、2022年に発売された同社初のBEV(バッテリー電気自動車) Kia EV6の高性能モデルとなります。
航続距離は423km、最高時速は260km/h、車両価格は$61,000。
本レポートはKia EV6 GTに搭載される、リアインバータ基板の基板回路レポートとなります。
製品特徴
・モータは、Open-end Winding Motor
・パワーモジュールは、以下3種類搭載
①ON Semiconductor製SiC MOSFET(1200V、ハーフブリッジ) ※
②Infineon製Si IGBT(1200V、ハーフブリッジ)
③Infineon製Si IGBT(1200V、双方向スイッチ)
・同車は2-stage motor systemを採用。
①と③で駆動する高効率モードと、①と②でデュアルインバータを構成した高出力モード
・急速充電時は、①、③とモータを使用して、400V→800Vへ昇圧
・MCUは、NXP製を3個搭載
・GateDriverは、ROHM製BM60061FV-C(スイッチングコントローラ内蔵)を使用
※構造・プロセス解析レポートリリース済み(Report No:23G-0469-1,2)
レポートパンフレット
インバータ:現代MOBIS製(Kia EV6 GT搭載 リア側) 基板回路解析レポート
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