ゲートドライバ: Allegro MicroSystems製 AHV85110 構造解析レポート
パッケージ外観 |
パッケージ内部 |
チップ外観 (入力側) |
チップ外観 (出力側) |
レポート概要
2023年6月、Allegro MicroSystemsからパワースルー絶縁ゲート ドライバ (AHV85110) が発表されました。
AHV85110はシングルチャネル絶縁型GaNFETゲートドライバー ICであり、 内蔵の絶縁素子として磁気コアトランスを採用していることが大きな特徴で、これにより耐久絶縁電圧5kVRMSを確保するとともに、ゲート駆動のための電源を内部で生成しており、外付けのブートストラップ回路が不要です。
◆ 本ドライバーは、市場の他のソリューションと比較して、ノイズを10倍、コモンモード容量を15倍削減すると言われています。 トランスフォーム社との共同開発(※)
今回、このAHV85110について、構造解析レポートをリリースします。
解析レポートには以下の内容が含まれています。
・パッケージの平面、断面解析(磁気コアトランスの巻き数、ワイヤの測長)
・入出力チップの各層の全体像
製品仕様・特徴
型番:AHV85110 製品リリース日:2023年6月 |
・絶縁トランス (磁気コアトランスを同一パッケージに搭載)
・パワースルー技術を内蔵した絶縁バイアス
・AEC-Q100グレード2認定
・アプリケーション
オンボードチャージャー(OBC)、AC-DCおよびDC-DCコンバータ、ロボット、ソーラーなど
レポート内容・結果概要 (目次はP.2を参照)
構造解析レポート 価格:¥550,000(税別) 発注後1weekで納品
・コア材にはフェライトが使用されています。
・フェライトをコアとし、AuワイヤとPCBの内部配線でトランスを形成しています。
・入力チップの製造プロセスとしてメタルの積層数とプロセスノードを推定しています。
※ https://ir.transphormusa.com/news-releases/news-release-details/transphorm-and-allegro-microsystems-team-increase-gan-power
レポートパンフレット
ゲートドライバ: Allegro MicroSystems製 AHV85110 構造解析レポート
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