GaN内蔵ドライバ:ローム製 BM3G007MUV-LB 概要解析レポート
パッケージ内部 |
ゲート駆動ICのチップ外観 |
概要
カーボンニュートラルの達成や脱炭素社会の実現のために、SiのパワーデバイスをSiCやGaNで置き換えることでの低損失化が期待されています。GaNデバイスは小型ACアダプタやUSB充電器などの民生品で採用されており、周辺回路の集積化により製品、製品搭載電源の小型化が進んでいます。
ロームとしてはGaN FETのディスクリート品(EcoGaN)を既に発売していますが、GaN FETとゲート駆動回路を1パッケージ化した製品は初となります。
本レポートでは、搭載チップ外観写真と解析対象チップのGateレイヤー外観写真、ロジック部断面観察によりデザインルールを特定しました。
製品特徴
・ローム BM3G007MUV-LB (2023年7月)
https://www.rohm.co.jp/products/gan-power-devices/gan-hemt-power-stage-ics/bm3g007muv-lb-product
・GaN FETは耐圧650Vでノーマリオフ(E-Mode)、最大ID= 20.9A
・ゲート駆動回路にはスルーレート調整機能搭載
解析内容
・搭載チップサイズ、チップ写真(GaN-FET、ゲート駆動IC)
・搭載ゲート駆動ICの概要解析
(パッケージのX線観察、チップ外観&サイズ、チップ Gateレイヤー、デザインルール)
レポート価格
価格:¥180,000 (税抜)
発注後1weekで納品
レポートパンフレット
GaN内蔵ドライバ:ローム製 BM3G007MUV-LB 概要解析レポート
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